そろそろ学年末ということで、出席のない授業でも試験のことを言い出すだろうということで、第一回しか出席してない教職科目の授業に出席。

そしたら映画「奇跡の人」の続きを見るらしい。ふむふむ。ヘレン・ケラーね。確かにすごい人だよなあと思ってると先生がぼそっと「奇跡の人ってのは昔はヘレン・ケラーのことだと思ってたけど、年を取るにつれてサリバン先生のほうが奇跡の人だと思うようになりましたね」と。これは目からウロコ賞。確かにそうだー。よく教えたよね、とこの段階ではこの程度の認識。

さてビデオを見始める。うーん、映画見るのって久しぶりだなあ(関係ない 実はヘレン・ケラーの話ってそんなに詳しく知らないんだよね。小学生向きの伝記で読んだ程度。しっかし、あれほど激しい格闘教育が行われていたとは・・・

途中からだから適当なこというかもだけど。ヘレンはサリバン先生がくるまでは周りの大人たちから同情こそかけられていたがそれ以上のことはなされてなかった。目が見えないんだから、とか、普通じゃないんだから、とか。そうやってペット扱いして甘やかされてきたヘレンに全力で正面からぶつかっていくサリバン先生。暴れるヘレンにつかみ掛かっていくその姿に圧倒されたー。ヘレンってこんなに暴れてたんやね。そんなことも知らんかった。

手話(?)でもって言葉のスペルを教えていくんだけど。言葉は覚えてもその意味をヘレンが理解していないことをサリバン先生はわかっていて、それを何とかわからせたいと懸命に教えていくのだがなかなか進まない。「言葉が分かれば過去や現在の物語が教えてあげられる。言葉があれば頭の中のことを伝えることができる。死んでも残っていくのよ」(うろ覚え)って言うセリフがかっこよすぎ。

ビデオはヘレンが"WATER"の意味理解したところで終わるんだけど。なんかしっかりヘレン&サリバン先生の話を知りたくなったーー。

今日びここまで真っ向から生徒に向き合ってる先生っていないよな。つーか、今こんなんやったら体罰で訴えられそうだが(を

多少の体罰は肯定派です。口で言ってわからんやつは体で覚えさせましょう。限度をわきまえないから問題が起こるんだ。

こうやって大学通ってて、物理やゲームの事が人より詳しくても、こんなことも知らんのかーと空しさを覚えないでもない今日このごろでした。

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