以下、要勉強。わかる人がいればおしえてください
1.
重力N体計算の計算量はN^2のオーダーだというけれど、
重力の伝搬速度cは考慮されてるのだろうか
2.
テーラー展開などで高次の微小量は無視されることが多いが、項を落とすことで数学的には等式が成り立たなくなるはず。テーラー展開では「~」がよく使われるのもそれを意識しているはず。しかし微積分ではどうか?
例えばy=x^2の導関数を出す際に、
dy = ((x+dx)^2 - x^2) = 2xdx + (dx)^2
などとして2次の項を無視する=厳密性が損なわれているはずなのに、この導関数を積分すると元に戻ってくるのが不思議でならない。
おそらく極限の理解が足りてないんだと思うが・・・
1.
重力N体計算の計算量はN^2のオーダーだというけれど、
重力の伝搬速度cは考慮されてるのだろうか
2.
テーラー展開などで高次の微小量は無視されることが多いが、項を落とすことで数学的には等式が成り立たなくなるはず。テーラー展開では「~」がよく使われるのもそれを意識しているはず。しかし微積分ではどうか?
例えばy=x^2の導関数を出す際に、
dy = ((x+dx)^2 - x^2) = 2xdx + (dx)^2
などとして2次の項を無視する=厳密性が損なわれているはずなのに、この導関数を積分すると元に戻ってくるのが不思議でならない。
おそらく極限の理解が足りてないんだと思うが・・・
curriculum vitaeという言葉があります。
よくCVと略され、履歴書のことだそうです。
今日まで学歴のみを指す単語だと思ってました
そして読み方も知らなかった。
カリキュラム ヴィテェー とか脳内読みしてたんですが、
カリキュラム ヴァイティ が正しいようです。
http://eow.alc.co.jp/curriculum3;vitae
CV送って、と言われて学歴だけ送ったら手抜き過ぎと怒られて初めて発覚したのです。
研究者のウェブサイトでCVとして学歴のみが書かれていることが圧倒的に多く、そのまま思い込んでたんですな。
またひとつ賢くなれました。
よくCVと略され、履歴書のことだそうです。
今日まで学歴のみを指す単語だと思ってました
そして読み方も知らなかった。
カリキュラム ヴィテェー とか脳内読みしてたんですが、
カリキュラム ヴァイティ が正しいようです。
http://eow.alc.co.jp/curriculum3;vitae
CV送って、と言われて学歴だけ送ったら手抜き過ぎと怒られて初めて発覚したのです。
研究者のウェブサイトでCVとして学歴のみが書かれていることが圧倒的に多く、そのまま思い込んでたんですな。
またひとつ賢くなれました。
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還にメドがたったとかいうニュースを見て感動しました。帰還予定のウーメラ砂漠は良くも悪くも思い出が詰まった土地で、名前を聞いてフラリと行ってみたくなりました。
ちなみに寝台特急はやぶさは昨年廃線になってたそう。
小学校低学年くらいのときに買ってもらった「新日本特急旅行ゲーム」を思い出します。テレビでCMが流れてて、クリスマスだか正月だかに買ってもらったような。ボードゲームのCMなんて今ほとんどやってないよね?
ぐぐってみたら楽天オークション。
http://auction.item.rakuten.co.jp/10008000/a/10000122/
出品者コメント
「ボードには、書き込みがあります。
青函トンネルと瀬戸大橋の書き込み」
が面白い。
「新」じゃないほうのレビューしてるサイト発見。
http://gioco.sytes.net/tokkyuu.htm
そうそう。こんなノリやった。
特急に乗れるのが時刻で制限がかかっているのは新版ではなかったんじゃないかな。
プレステやサターンにも「DXとして」移植されてたのか。
鉄ヲタにならなかったのは、
幼少時に実物を見る機会がほとんどなかったからだろうな。
なんか脱線した(鉄道ネタだけに)。
宇宙YABEEEEEEEEEEEEEEEEEEEってなる画像ください でお茶を濁しておこう。
http://mudainodqnment.blog35.fc2.com/blog-entry-1146.html
1でいきなりビビられてるけど、かに星雲ってこわく見えるんでしょうか?
ちなみに寝台特急はやぶさは昨年廃線になってたそう。
小学校低学年くらいのときに買ってもらった「新日本特急旅行ゲーム」を思い出します。テレビでCMが流れてて、クリスマスだか正月だかに買ってもらったような。ボードゲームのCMなんて今ほとんどやってないよね?
ぐぐってみたら楽天オークション。
http://auction.item.rakuten.co.jp/10008000/a/10000122/
出品者コメント
「ボードには、書き込みがあります。
青函トンネルと瀬戸大橋の書き込み」
が面白い。
「新」じゃないほうのレビューしてるサイト発見。
http://gioco.sytes.net/tokkyuu.htm
そうそう。こんなノリやった。
特急に乗れるのが時刻で制限がかかっているのは新版ではなかったんじゃないかな。
プレステやサターンにも「DXとして」移植されてたのか。
鉄ヲタにならなかったのは、
幼少時に実物を見る機会がほとんどなかったからだろうな。
なんか脱線した(鉄道ネタだけに)。
宇宙YABEEEEEEEEEEEEEEEEEEEってなる画像ください でお茶を濁しておこう。
http://mudainodqnment.blog35.fc2.com/blog-entry-1146.html
1でいきなりビビられてるけど、かに星雲ってこわく見えるんでしょうか?
2ちゃんねるから何故かたどり着いた。
バイク乗りのおねーさんが、ガイガーカウンタをもってチェルノブイリ周辺を回った写真紀行。
http://www.angelfire.com/extreme4/kiddofspeed/index.html
和訳。
http://www.geocities.jp/elena_ride/
人によっては一部グロ画像あり
放射線の照射線量の単位「レントゲン」てまだ使われたのか。
英文はさらっとしか読んでなくて、和文は全部読みましたが、
マイクロとミリの表記がどっちもmでごっちゃになってる模様。
痛い静寂ってどんななんだろ。
黙示録にのってるチェルノブイリと呼ばれる巨大隕石だとかは面白いというか怖い。
いたたまれなくなる写真も多く、原子炉を埋め固めた石櫃がこわれつつあるだとかおそロシア。ロシアじゃないようですが。コンクリだったら酸性雨でやられたりしてるのかもしれない。
何も知らされずに応急処置をした人がたくさんいて、
何も知らないから野次馬で眺めた人がいて、
命を落としたとかね・・・
幸い放射線はセミプロなんで、自分の身くらいは守れるとは思いたい。
しかしなによりも、この旅に出ること自体が一番の驚きでした。
確かに放射線量をモニタしてれば安全は安全だけど、
そうそうできることじゃないなあ。
--
ツアーやってるし。
http://www.japanese-page.kiev.ua/jpn/chernobyl-tour-main.htm
注意書きは書いてあるけど、全く行く気になれない。
現地にとっては貴重な収入源なのかもだけど
バイク乗りのおねーさんが、ガイガーカウンタをもってチェルノブイリ周辺を回った写真紀行。
http://www.angelfire.com/extreme4/kiddofspeed/index.html
和訳。
http://www.geocities.jp/elena_ride/
人によっては一部グロ画像あり
放射線の照射線量の単位「レントゲン」てまだ使われたのか。
英文はさらっとしか読んでなくて、和文は全部読みましたが、
マイクロとミリの表記がどっちもmでごっちゃになってる模様。
痛い静寂ってどんななんだろ。
黙示録にのってるチェルノブイリと呼ばれる巨大隕石だとかは面白いというか怖い。
いたたまれなくなる写真も多く、原子炉を埋め固めた石櫃がこわれつつあるだとかおそロシア。ロシアじゃないようですが。コンクリだったら酸性雨でやられたりしてるのかもしれない。
何も知らされずに応急処置をした人がたくさんいて、
何も知らないから野次馬で眺めた人がいて、
命を落としたとかね・・・
幸い放射線はセミプロなんで、自分の身くらいは守れるとは思いたい。
しかしなによりも、この旅に出ること自体が一番の驚きでした。
確かに放射線量をモニタしてれば安全は安全だけど、
そうそうできることじゃないなあ。
--
ツアーやってるし。
http://www.japanese-page.kiev.ua/jpn/chernobyl-tour-main.htm
注意書きは書いてあるけど、全く行く気になれない。
現地にとっては貴重な収入源なのかもだけど
早稲田の某研究室に行ってきました。
副都心線から降りたら本当にキャンパスの中まで直通なんですね。
守衛所とかで訪問先の場所を聞こうと思ってたのに予定が狂いました。
大学周りの飯は大岡山より安い印象で、うらやましい限りです。
日食は曇りでダメダメでしたが、都内でも雲を透過して見える瞬間があった模様。
「ひので」の日食写真に感動しました。月の影があまりにも鮮明で。
Fermi衛星は日食時に太陽電池の充電効率が落ち込むことで日食を検出しましたw
我らが超小型衛星Cute1.7+APDIIでも地球に写る月の影の撮影を試みましたが失敗した模様・・・
20年後にいろいろ出直しです。
電波超新星残骸のカタログで有名なD. A. Greenから最新のカタログ冊子が送られてきた。今回が2回目。会ったこともメールしたこともないのに親切(?)な人だな。お礼くらい伝えるべきか。
DQ9はもうクリアレベルは超えてると思いつつもふらふら中。すれ違いでレベルの高い地図(40〜60)がどんどんもらえてしまいます。自分で手に入れる楽しみは無くなるわけだけど、これはこれで今のところ楽しい。wifiショップで奇跡の剣にはびっくりしました。今後もレアアイテムがたまに出品されるんだろなあ。
昨夜NASA TVでISSの「きぼう」にMAXIが若田さんのロボットアームさばきによって取り付けられる中継を鑑賞しました。背中の開いたスペースシャトルがISSにドッキングしていて背景に青い地球が来たときの光景に興奮しました。
副都心線から降りたら本当にキャンパスの中まで直通なんですね。
守衛所とかで訪問先の場所を聞こうと思ってたのに予定が狂いました。
大学周りの飯は大岡山より安い印象で、うらやましい限りです。
日食は曇りでダメダメでしたが、都内でも雲を透過して見える瞬間があった模様。
「ひので」の日食写真に感動しました。月の影があまりにも鮮明で。
Fermi衛星は日食時に太陽電池の充電効率が落ち込むことで日食を検出しましたw
我らが超小型衛星Cute1.7+APDIIでも地球に写る月の影の撮影を試みましたが失敗した模様・・・
20年後にいろいろ出直しです。
電波超新星残骸のカタログで有名なD. A. Greenから最新のカタログ冊子が送られてきた。今回が2回目。会ったこともメールしたこともないのに親切(?)な人だな。お礼くらい伝えるべきか。
DQ9はもうクリアレベルは超えてると思いつつもふらふら中。すれ違いでレベルの高い地図(40〜60)がどんどんもらえてしまいます。自分で手に入れる楽しみは無くなるわけだけど、これはこれで今のところ楽しい。wifiショップで奇跡の剣にはびっくりしました。今後もレアアイテムがたまに出品されるんだろなあ。
昨夜NASA TVでISSの「きぼう」にMAXIが若田さんのロボットアームさばきによって取り付けられる中継を鑑賞しました。背中の開いたスペースシャトルがISSにドッキングしていて背景に青い地球が来たときの光景に興奮しました。
肘はまだコリコリが残ってるものの、血液検査で炎症反応が見られず通院が終了となりました。河合塾京都校にいた英語講師島原氏に外見・喋り方共に非常によく似た医者ともお別れとなりました。
フレックス勤務なのをいいことに、昨日は午前のミーティング終了後に上野まで行ってきました。国立科学博物館でやってる企画展を見るためです。
「ガリレオの天体観測から400年 宇宙の謎を解き明かす」
http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05astronomy/index.html
パンフレットもPDFで見れます
文系まっしぐらの嫁といってきたんですが、正直物足りない。
観測の原理的な「体験」とその観測から見出された知見をバランス良く見せる配慮がもう少しあった方が、より多くの人に満足してもらえるかも、という感想です。
スペクトルって専門家でないとピンとこないと思うんですがどうでしょう。
この分光技術を使って、どういう研究成果が出たのかをもっと前面にだした方がよかったのでは。
赤外線CCDで2種類の缶コーヒーを見たあとに壁にかかったオリオン座の写真にカメラを向けると、赤外で明るい天体の位置が赤るく見えるようにできている展示そのものは面白いと思いました。
説明のお姉さんがやってきて、写真の前にカーテンを引いても赤外天体は赤るく見えており、「例えば雲がかかっても見えるんですよ」的なことをいってたけどほんと?雲は赤外線源だからダメだと思うんですけど・・・
「目では暗い星でも赤外線で明るい星もあるんですよ」と指してくれた位置にはたしかにそのような星が。リゲルやベテルギウスも赤外で明るいようでしたが、連中は「黒体放射」で光ってると思うとまあ、当たり前。可視で暗く赤外線でやたら明るい星は、どういう星なんだと思っておねーさんに質問してみたけど、「目に見える光で光ってる星もあれば、ケータイの電波や赤外線のような目に見えない光で光ってる星もあります」といったさっぱりポイントを外した答えしか返ってきませんでした。もうすこし踏み込んで聞いてみようとしたら、「私は専門家じゃないのでわかりません、すみません」という結末。塵に包まれてて可視光が遮られているような原始星のようなケースかなあ。それこそ専門家じゃないのでわかりません。
すざくはパネル1枚。
衛星の模型とブラックホール(連星)のスペクトルが2つ載ってるだけでした。これはやる気がなさすぎる。はくちょう座X-1でGSO検出器の帯域までスペクトルがとれているのはたしかに素晴らしいんだけど、その道の人にしかわからないでしょう
ひのでゾーンは、太陽表面の黒点写真の上に砂鉄を置くと磁場の向きがわかるという展示。3次元的に見れるようになってたので少し気に入った。
かぐやのハイビジョン映像はきれいです。月の地平線からの地球の出が流れてましたが、背景にある星って全く見えないもんなんですね。地球が明るすぎるからということなんでしょう。
小惑星イトカワの模型の上に乗っかった「はやぶさ」の模型に笑いました。豆つぶ。
銀河形成などの重力多体系シミュレーションが黙々と上映されてました。なにかしらBGMがあった方がよかったとの嫁コメント。
で、結局、ガンマ線は完全にスルーです。ニュートリノは触れられていたのに。
まあノーベル賞ネタは知名度的にも強いってことですかねえ。日本はガンマ線の大型ミッションをやってこなかったことも効いてるんだと思います(あれ?某有袋類プロジェクトは?)。
「宇宙の謎を解き明かす」と題している割には、日本のミッション「しか」紹介していない点が不満ですね。海外ミッションでも主要な成果は紹介した方がよかった。あるいは表題に手を入れるか。
個人的に常設展示の方が楽しめてしまいました。
恐竜ゾーンにあった解説のスピーカからの音が、通路に沿った回転放物面の壁による反射で高い指向性をもって聞こえてくる仕掛けが非常に面白かった。あとはマイケルソンの干渉計とか、霧箱とか、初めて実物を見ることができて大興奮でした。
全体的に常設展は想像以上の規模で、また来てみたいと思いました。
フレックス勤務なのをいいことに、昨日は午前のミーティング終了後に上野まで行ってきました。国立科学博物館でやってる企画展を見るためです。
「ガリレオの天体観測から400年 宇宙の謎を解き明かす」
http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05astronomy/index.html
パンフレットもPDFで見れます
文系まっしぐらの嫁といってきたんですが、正直物足りない。
観測の原理的な「体験」とその観測から見出された知見をバランス良く見せる配慮がもう少しあった方が、より多くの人に満足してもらえるかも、という感想です。
スペクトルって専門家でないとピンとこないと思うんですがどうでしょう。
この分光技術を使って、どういう研究成果が出たのかをもっと前面にだした方がよかったのでは。
赤外線CCDで2種類の缶コーヒーを見たあとに壁にかかったオリオン座の写真にカメラを向けると、赤外で明るい天体の位置が赤るく見えるようにできている展示そのものは面白いと思いました。
説明のお姉さんがやってきて、写真の前にカーテンを引いても赤外天体は赤るく見えており、「例えば雲がかかっても見えるんですよ」的なことをいってたけどほんと?雲は赤外線源だからダメだと思うんですけど・・・
「目では暗い星でも赤外線で明るい星もあるんですよ」と指してくれた位置にはたしかにそのような星が。リゲルやベテルギウスも赤外で明るいようでしたが、連中は「黒体放射」で光ってると思うとまあ、当たり前。可視で暗く赤外線でやたら明るい星は、どういう星なんだと思っておねーさんに質問してみたけど、「目に見える光で光ってる星もあれば、ケータイの電波や赤外線のような目に見えない光で光ってる星もあります」といったさっぱりポイントを外した答えしか返ってきませんでした。もうすこし踏み込んで聞いてみようとしたら、「私は専門家じゃないのでわかりません、すみません」という結末。塵に包まれてて可視光が遮られているような原始星のようなケースかなあ。それこそ専門家じゃないのでわかりません。
すざくはパネル1枚。
衛星の模型とブラックホール(連星)のスペクトルが2つ載ってるだけでした。これはやる気がなさすぎる。はくちょう座X-1でGSO検出器の帯域までスペクトルがとれているのはたしかに素晴らしいんだけど、その道の人にしかわからないでしょう
ひのでゾーンは、太陽表面の黒点写真の上に砂鉄を置くと磁場の向きがわかるという展示。3次元的に見れるようになってたので少し気に入った。
かぐやのハイビジョン映像はきれいです。月の地平線からの地球の出が流れてましたが、背景にある星って全く見えないもんなんですね。地球が明るすぎるからということなんでしょう。
小惑星イトカワの模型の上に乗っかった「はやぶさ」の模型に笑いました。豆つぶ。
銀河形成などの重力多体系シミュレーションが黙々と上映されてました。なにかしらBGMがあった方がよかったとの嫁コメント。
で、結局、ガンマ線は完全にスルーです。ニュートリノは触れられていたのに。
まあノーベル賞ネタは知名度的にも強いってことですかねえ。日本はガンマ線の大型ミッションをやってこなかったことも効いてるんだと思います(あれ?某有袋類プロジェクトは?)。
「宇宙の謎を解き明かす」と題している割には、日本のミッション「しか」紹介していない点が不満ですね。海外ミッションでも主要な成果は紹介した方がよかった。あるいは表題に手を入れるか。
個人的に常設展示の方が楽しめてしまいました。
恐竜ゾーンにあった解説のスピーカからの音が、通路に沿った回転放物面の壁による反射で高い指向性をもって聞こえてくる仕掛けが非常に面白かった。あとはマイケルソンの干渉計とか、霧箱とか、初めて実物を見ることができて大興奮でした。
全体的に常設展は想像以上の規模で、また来てみたいと思いました。
日食にちなんで太陽が取り上げられていて、常田さんがスタジオ登場してました。
黒点の長期変動のときに出てきた、テムズ川が凍った話は知りませんでした。
享保の大飢饉のほうが日本人的にはなじみがあるとは思うんだけど。
平均気温が0.6度低かっただけで、あそこまで気候が変わるというのはいつも驚きで、
「平均気温」という一見分かり易いパラメタが、日常的な感覚と全く異なるのが不思議です。
それより、途中で出てきた太陽磁場シミュレーションの絵のクレジットが学部の同期だったのが一番驚きでした。太陽の研究していることは知っていたけれども、正直なんかくやしいですね
黒点の長期変動のときに出てきた、テムズ川が凍った話は知りませんでした。
享保の大飢饉のほうが日本人的にはなじみがあるとは思うんだけど。
平均気温が0.6度低かっただけで、あそこまで気候が変わるというのはいつも驚きで、
「平均気温」という一見分かり易いパラメタが、日常的な感覚と全く異なるのが不思議です。
それより、途中で出てきた太陽磁場シミュレーションの絵のクレジットが学部の同期だったのが一番驚きでした。太陽の研究していることは知っていたけれども、正直なんかくやしいですね
こんなところで見るとは
2009年6月18日 サイエンス■宇宙航空研究開発機構、カニ星雲観測気球打ち上げ
(読売新聞 - 06月18日 15:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=871737&media_id=20
PHENEX実験ですなあ。mixiニュースでお目にかかるとは思ってませんでした。
装置開発の人たちと、打ち上げに携わっている中の人が知り合いです。
首尾よく観測が成功することをお祈りします。
X線でのカニ星雲の観測は珍しくもなんともなく、
この実験のウリは「偏光X線」の高感度測定にあるんですが記事から抜けてますね。
まあ限られたスペースで偏光の解説は難しいか・・・
(読売新聞 - 06月18日 15:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=871737&media_id=20
PHENEX実験ですなあ。mixiニュースでお目にかかるとは思ってませんでした。
装置開発の人たちと、打ち上げに携わっている中の人が知り合いです。
首尾よく観測が成功することをお祈りします。
X線でのカニ星雲の観測は珍しくもなんともなく、
この実験のウリは「偏光X線」の高感度測定にあるんですが記事から抜けてますね。
まあ限られたスペースで偏光の解説は難しいか・・・
昨日は理論の研究室にお呼ばれして、2時間ほどセミナーで喋ってきました。
長丁場で疲れました。
さてMAXIを載せたシャトルが再び打ち上げに挑戦です。
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
今夜6時半くらいが予定時刻となってるようです。
Tシャツ来て見守りたいと思います。
自腹切って打ち上げを見に行った先輩がすごすごと昨日帰ってきてました。
レセプションパーティは鏡開きをするなど、和風で盛り上がったそうです。
JAXA焼印の入った升がいいっす。
宇宙飛行士が何人かパーティに出ていたそうで、土井さんのサインを升にもらってきてました。羨ましすぎました。
長丁場で疲れました。
さてMAXIを載せたシャトルが再び打ち上げに挑戦です。
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
今夜6時半くらいが予定時刻となってるようです。
Tシャツ来て見守りたいと思います。
自腹切って打ち上げを見に行った先輩がすごすごと昨日帰ってきてました。
レセプションパーティは鏡開きをするなど、和風で盛り上がったそうです。
JAXA焼印の入った升がいいっす。
宇宙飛行士が何人かパーティに出ていたそうで、土井さんのサインを升にもらってきてました。羨ましすぎました。
NASAが131億年前の天体を観測
http://mainichi.jp/select/science/news/20090502k0000m040044000c.html
ようやくニュースに出てきましたね。
NASAが発見、は確かに正しいんだけどなんか違和感が・・・
ガンマ線バーストは、いつどこで起こるかわからない突発現象で、人工衛星に搭載された視野の広いX線望遠鏡で監視されていて、衛星がガンマ線バーストを検出するとすぐに、その位置をインターネット経由で全世界に知らせます。そして運よく夜で天気のいい地域の望遠鏡が急いで望遠鏡を向けて観測します。X線望遠鏡ではガンマ線バーストの距離は決められなくて、地上の可視・赤外望遠鏡の観測が距離を決めることができます。
今回の場合衛星がNASAのSwift衛星で、距離を決めたのが岡山の望遠鏡だったわけです。
「NASAが観測」は嘘ではないけどNASA単独では131億年前かどうかは分からなかったわけで・・・
見出しは文字数が限られていることは理解しますが、やっぱりNASAなんですかね。
プレスリリースは以下にあります。
http://www.oao.nao.ac.jp/public/research/grb090423/
東工大のMITSuME望遠鏡の紹介ページは
http://www.hp.phys.titech.ac.jp/mitsume/
http://mainichi.jp/select/science/news/20090502k0000m040044000c.html
ようやくニュースに出てきましたね。
NASAが発見、は確かに正しいんだけどなんか違和感が・・・
ガンマ線バーストは、いつどこで起こるかわからない突発現象で、人工衛星に搭載された視野の広いX線望遠鏡で監視されていて、衛星がガンマ線バーストを検出するとすぐに、その位置をインターネット経由で全世界に知らせます。そして運よく夜で天気のいい地域の望遠鏡が急いで望遠鏡を向けて観測します。X線望遠鏡ではガンマ線バーストの距離は決められなくて、地上の可視・赤外望遠鏡の観測が距離を決めることができます。
今回の場合衛星がNASAのSwift衛星で、距離を決めたのが岡山の望遠鏡だったわけです。
「NASAが観測」は嘘ではないけどNASA単独では131億年前かどうかは分からなかったわけで・・・
見出しは文字数が限られていることは理解しますが、やっぱりNASAなんですかね。
プレスリリースは以下にあります。
http://www.oao.nao.ac.jp/public/research/grb090423/
東工大のMITSuME望遠鏡の紹介ページは
http://www.hp.phys.titech.ac.jp/mitsume/
月曜から木曜まで、宇宙科学研究本部ですざく衛星の運用当番でした。
これがとんでもなく大変な週で、イレギュラーな特殊モードでの観測が連続しており、衛星に送るコマンド作成に膨大な時間が持っていかれました。
各方面にヘルプを求めてコマンド作成スクリプトのデバッグの連続、誰もが疲弊したのは間違いないでしょう。助けていただいたみなさんありがとうございます。
金曜はイタリア人おねえさんの歓迎会。飲みすぎました。
ベネチアに行ったときに買ったイタリア語の本で会話してみましたが、formalな言い回しが多くて仲間同士の会話ではすこし単語が変わるようです。まあ、旅行者用の本だからこれはこれでいいんだろう。
Ciao
これがとんでもなく大変な週で、イレギュラーな特殊モードでの観測が連続しており、衛星に送るコマンド作成に膨大な時間が持っていかれました。
各方面にヘルプを求めてコマンド作成スクリプトのデバッグの連続、誰もが疲弊したのは間違いないでしょう。助けていただいたみなさんありがとうございます。
金曜はイタリア人おねえさんの歓迎会。飲みすぎました。
ベネチアに行ったときに買ったイタリア語の本で会話してみましたが、formalな言い回しが多くて仲間同士の会話ではすこし単語が変わるようです。まあ、旅行者用の本だからこれはこれでいいんだろう。
Ciao
宇宙に浮かぶ巨大な手
2009年4月7日 サイエンス時事ドットコムで偶然発見。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009040600023
パルサーB1509はD論のネタにした天体ですが、チャンドラ衛星の画像なんて昔から出てるのになんで今頃?と思いつつ、本家のウェブサイトを見に行くと確かにフィーチャーされてました。Patric Slaneの提案した長時間観測もデータ公開されて結構経ってるのに。
http://chandra.harvard.edu/photo/2009/b1509/
英語注意。高解像度の絵あり。
こいつのようなパルサーの周囲で光るモヤモヤをパルサー星雲と言って、私の好きな天体カテゴリなんですが、それにしても不思議な形をしてますね。見ていて飽きません。内側の弧が美しすぎます。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009040600023
パルサーB1509はD論のネタにした天体ですが、チャンドラ衛星の画像なんて昔から出てるのになんで今頃?と思いつつ、本家のウェブサイトを見に行くと確かにフィーチャーされてました。Patric Slaneの提案した長時間観測もデータ公開されて結構経ってるのに。
http://chandra.harvard.edu/photo/2009/b1509/
英語注意。高解像度の絵あり。
こいつのようなパルサーの周囲で光るモヤモヤをパルサー星雲と言って、私の好きな天体カテゴリなんですが、それにしても不思議な形をしてますね。見ていて飽きません。内側の弧が美しすぎます。
我々の研究資金は、科学研究費(科研費)という名目で基本的に文部科学省から出ていて、競争での取り合いです。
自分(たち)のやりたい研究テーマを掲げて応募申請に望みます。予算規模に応じていくつも種類があります。
研究の背景や先行研究を踏まえ、自分はどのようなアプローチで、応募する資金の範囲内で何をどこまで明らかにしようとしているのか、その結果得られる成果がどのようなことをもたらすのか、その研究計画が実現可能である根拠、といったことを簡潔にかつ綿密に記述して応募となります。
これって政治家のマニフェストにそのまま当てはまると思うんですけど、同じレベルでしっかり書かれているものを見たことがありません。特に「実現可能性」が全然触れられていないことが多く、有権者を煙に巻く姿勢が見うけられると思うのは私だけ?
とにかく、今年度の科研費応募が不採択でしたorz
シナリオを練り直した方がいいんだろう、きっと。
自分(たち)のやりたい研究テーマを掲げて応募申請に望みます。予算規模に応じていくつも種類があります。
研究の背景や先行研究を踏まえ、自分はどのようなアプローチで、応募する資金の範囲内で何をどこまで明らかにしようとしているのか、その結果得られる成果がどのようなことをもたらすのか、その研究計画が実現可能である根拠、といったことを簡潔にかつ綿密に記述して応募となります。
これって政治家のマニフェストにそのまま当てはまると思うんですけど、同じレベルでしっかり書かれているものを見たことがありません。特に「実現可能性」が全然触れられていないことが多く、有権者を煙に巻く姿勢が見うけられると思うのは私だけ?
とにかく、今年度の科研費応募が不採択でしたorz
シナリオを練り直した方がいいんだろう、きっと。
30日に物理学会の若手奨励賞を頂いて、受賞記念講演をやってきました。
学会最終日の午後というスケジュールのため(?)会場がガラガラでしたが、賞状をもらってきましたよ。金一封がもらえるという話だったのですが、某宇宙線コミュニティに所属していないともらえらないそうで、今年の受賞者3人とも無所属のため予算が余ったとかなんとか
ぶっちゃけ現金収入としては痛いですが、pricelessな名誉を頂いたということで。
嫁とおかんに責め立てられてスーツで行きましたが、予想通り浮いてしまいました。
物理と天文は普段着で学会を行うのが世界的な(?)慣習です。
学会最終日の午後というスケジュールのため(?)会場がガラガラでしたが、賞状をもらってきましたよ。金一封がもらえるという話だったのですが、某宇宙線コミュニティに所属していないともらえらないそうで、今年の受賞者3人とも無所属のため予算が余ったとかなんとか
ぶっちゃけ現金収入としては痛いですが、pricelessな名誉を頂いたということで。
嫁とおかんに責め立てられてスーツで行きましたが、予想通り浮いてしまいました。
物理と天文は普段着で学会を行うのが世界的な(?)慣習です。
綺麗な絵が撮れるアメリカのX線天文観測衛星Chandraの、観測提案書類を先程提出しました。東海岸時間で18時締め切り、日本の朝6時です。アメリカの連中は昼間だから、コメントを入れてきたりなんやかんやでずるずると作業が終わらずこんな時間ヽ(`Д´)ノ
全世界に公平な締め切り時刻なんて存在しないのはわかってはいたけれど。
メール議論でYour number makes sense.て言われるとなんか嬉しかったっす。
とりあえず寝よう
全世界に公平な締め切り時刻なんて存在しないのはわかってはいたけれど。
メール議論でYour number makes sense.て言われるとなんか嬉しかったっす。
とりあえず寝よう
ガンマ線バーストとか
2009年2月22日 サイエンス昨年9月16日に起こったガンマ線バーストがFermiで受かった論文がScience誌に載りました。アブストはここ。http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1169101v1
SLACでのcollaboration meeting中に起こったガンマ線バーストで、すごい勢いで大勢の人が解析の手を動かしていたのが印象的でした。
日本語の記事はmixiニュースと
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2573347/3827646
の2箇所を見ましたがどっちも微妙な表現がありますね・・・
mixiニュースでは
>残ったブラックホールや中性子星の周囲から、高エネルギーの電磁波であるガンマ線が爆発的に放出される現象。
の「周囲」という表現が微妙です。また中性子星は無理じゃないか・・・
一般向けのガンマ線バーストの解説は戸谷さんのページが簡潔で分かり易いかと。
ttp://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~totani/grb_image/index.html
もう一個のリンク先の記事はさらに酷くて、
>可視光線の3000から50億倍を超えるエネルギーを発したという。
が大嘘。爆発の総エネルギーが可視光の50億倍だったらしょぼすぎで、ライターの火にも勝てない量。可視光の50億倍のエネルギーを持つガンマ線が検出された、が言いたかったことでしょう。
ガンマ線の天体観測の話を一般の人にわかってもらうのは本当に大変だと思います。
電磁波の説明は避けられず、光=波のイメージを持ってない人も経験的に結構います。そんなときにガンマ線は波長の短い電磁波といっても伝わらないわけです。昔、ネコでも分かる(特殊)相対性理論という記事を5回くらいに分けて書いたことがありますが、あれくらいじっくり書いたものを読んでもらえれば多少伝わる気はしますが、飲みの席で初対面の人にちょちょっと話すには向いてないことに悩む日々です。
SLACでのcollaboration meeting中に起こったガンマ線バーストで、すごい勢いで大勢の人が解析の手を動かしていたのが印象的でした。
日本語の記事はmixiニュースと
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2573347/3827646
の2箇所を見ましたがどっちも微妙な表現がありますね・・・
mixiニュースでは
>残ったブラックホールや中性子星の周囲から、高エネルギーの電磁波であるガンマ線が爆発的に放出される現象。
の「周囲」という表現が微妙です。また中性子星は無理じゃないか・・・
一般向けのガンマ線バーストの解説は戸谷さんのページが簡潔で分かり易いかと。
ttp://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~totani/grb_image/index.html
もう一個のリンク先の記事はさらに酷くて、
>可視光線の3000から50億倍を超えるエネルギーを発したという。
が大嘘。爆発の総エネルギーが可視光の50億倍だったらしょぼすぎで、ライターの火にも勝てない量。可視光の50億倍のエネルギーを持つガンマ線が検出された、が言いたかったことでしょう。
ガンマ線の天体観測の話を一般の人にわかってもらうのは本当に大変だと思います。
電磁波の説明は避けられず、光=波のイメージを持ってない人も経験的に結構います。そんなときにガンマ線は波長の短い電磁波といっても伝わらないわけです。昔、ネコでも分かる(特殊)相対性理論という記事を5回くらいに分けて書いたことがありますが、あれくらいじっくり書いたものを読んでもらえれば多少伝わる気はしますが、飲みの席で初対面の人にちょちょっと話すには向いてないことに悩む日々です。
正月明けにアクセス解析が高級になって、日ごとのカウンタ数を棒グラフと数字で表示してくれるようになったのだが、3ヶ月しか保存してくれなさそうなので、自前でデータを保持することに。そのついでに簡単な可視化と解析もやってみようかということで、適当なスクリプトを書いた。
左のパネルは横軸が2009年1月6日を0日目とした日数で縦軸はその日のカウンタ数。誤差はポアソンで1σ。右のパネルは横軸にカウンタ数を取ってヒストグラムにしたものと、ガウス関数(正規分布)でfittingしたカーブを重ね書き。まだサンプル数が少ないながらも、およそ正規分布になるでしょう。
理想的にはポアソン統計に従うはずなんだが(単位時間当たりにカウンタが回る確率は十分に小さい)、ブログは日々コンテンツが増えていくので同じ条件で継続的に測定していることにはならないし、検索でたどり着く場合もその検索ワードの流行り廃りも時間変動するという問題もあるか。。。まあしばらく見守ります。
左のパネルは横軸が2009年1月6日を0日目とした日数で縦軸はその日のカウンタ数。誤差はポアソンで1σ。右のパネルは横軸にカウンタ数を取ってヒストグラムにしたものと、ガウス関数(正規分布)でfittingしたカーブを重ね書き。まだサンプル数が少ないながらも、およそ正規分布になるでしょう。
理想的にはポアソン統計に従うはずなんだが(単位時間当たりにカウンタが回る確率は十分に小さい)、ブログは日々コンテンツが増えていくので同じ条件で継続的に測定していることにはならないし、検索でたどり着く場合もその検索ワードの流行り廃りも時間変動するという問題もあるか。。。まあしばらく見守ります。
ふと思い出したので書き留める。
嫁家では、風呂上りに風呂の扉を開けるのだそう。浴室内の結露を減らすことによるカビ対策だというのだけれども、やはり納得できないのだ。風呂場のカビは確かに強敵で、避けられるものなら避けたい。ごもっとも。しかし、風呂の扉を開けることによるデメリットの方が多いと私は考えているのである。
一点目。風呂の扉を開け放つことにより、浴室の水蒸気は脱衣場に拡散する。この際、外気温による冷却と断熱膨張による冷却が効いて急速に結露する。洗面所の鏡を曇らせる程度ならかわいいものだが、洗濯機や壁などあらゆる箇所が濡れることになる。うちなんて脱衣所にタオルをストックしてるからあっさり湿気を吸ってしまうのだ。
こいつは防カビという面から見ても被害を拡大しているとしか思えず、洗濯機裏、壁紙と壁の隙間のような手の届きにくい箇所にカビ発生のリスクを増やしているといってよいだろう。壁紙は傷み、コンセントの奥まで水が入り込む可能性は否定できない。
2点目、浴室内の水蒸気圧低下による風呂の湯が冷め易くなる点。
高校化学の話になるが、水は自分の上に一定圧力の水蒸気がいると蒸発できない。雨の日に洗濯物が乾きにくいのと同じ話だ。逆に、水蒸気のいない状態では水はその温度に応じて最大速度で蒸発する。これは扉を開け放たれて水蒸気が出払った風呂場に当てはまる。そして水は蒸発するときに大きな熱を奪うため、次に入った人が風呂のふたを開けた後に圧倒的に冷めやすくなる。夏場なら少々ぬるい湯でも問題ないが、冬場はつい追い炊きをするので完全に反エコである。
と反論してみたものの、良い解決案がこれといってない。風呂掃除を頑張りますくらいしかいえないものなんだろうか。もうすこし風呂の換気扇が強力だったらいいのかもしれないが。
嫁家では、風呂上りに風呂の扉を開けるのだそう。浴室内の結露を減らすことによるカビ対策だというのだけれども、やはり納得できないのだ。風呂場のカビは確かに強敵で、避けられるものなら避けたい。ごもっとも。しかし、風呂の扉を開けることによるデメリットの方が多いと私は考えているのである。
一点目。風呂の扉を開け放つことにより、浴室の水蒸気は脱衣場に拡散する。この際、外気温による冷却と断熱膨張による冷却が効いて急速に結露する。洗面所の鏡を曇らせる程度ならかわいいものだが、洗濯機や壁などあらゆる箇所が濡れることになる。うちなんて脱衣所にタオルをストックしてるからあっさり湿気を吸ってしまうのだ。
こいつは防カビという面から見ても被害を拡大しているとしか思えず、洗濯機裏、壁紙と壁の隙間のような手の届きにくい箇所にカビ発生のリスクを増やしているといってよいだろう。壁紙は傷み、コンセントの奥まで水が入り込む可能性は否定できない。
2点目、浴室内の水蒸気圧低下による風呂の湯が冷め易くなる点。
高校化学の話になるが、水は自分の上に一定圧力の水蒸気がいると蒸発できない。雨の日に洗濯物が乾きにくいのと同じ話だ。逆に、水蒸気のいない状態では水はその温度に応じて最大速度で蒸発する。これは扉を開け放たれて水蒸気が出払った風呂場に当てはまる。そして水は蒸発するときに大きな熱を奪うため、次に入った人が風呂のふたを開けた後に圧倒的に冷めやすくなる。夏場なら少々ぬるい湯でも問題ないが、冬場はつい追い炊きをするので完全に反エコである。
と反論してみたものの、良い解決案がこれといってない。風呂掃除を頑張りますくらいしかいえないものなんだろうか。もうすこし風呂の換気扇が強力だったらいいのかもしれないが。
「多次元理論」を証明する電子・陽電子対の観測に成功?
http://wiredvision.jp/news/200811/2008112123.html
Natureのアブストラクトはここ
http://www.nature.com/nature/journal/v456/n7220/abs/nature07477.html
カルツァ・クライン粒子というのは全然しらないんですけど、
アブストを見る限り可能性の一つとして議論はしているけど、他の天体で説明されるかもというのも書いているんで、日本語の見出しは先走り過ぎですね。
論文タイトルの"excess"というのが何に対するexcessなのか良く分かりません。学校行ったら全文ダウンロードしてみよう。読んでみないことにはコメントしようがないというかなんというか。
「冷たい暗黒物質」と呼ばれるWIMP(うぃんぷ)を探す実験は古巣の研究室でも進められてたんで、興味津々ですがいかんせん素粒子の世界は難しいですハイ。
http://wiredvision.jp/news/200811/2008112123.html
Natureのアブストラクトはここ
http://www.nature.com/nature/journal/v456/n7220/abs/nature07477.html
カルツァ・クライン粒子というのは全然しらないんですけど、
アブストを見る限り可能性の一つとして議論はしているけど、他の天体で説明されるかもというのも書いているんで、日本語の見出しは先走り過ぎですね。
論文タイトルの"excess"というのが何に対するexcessなのか良く分かりません。学校行ったら全文ダウンロードしてみよう。読んでみないことにはコメントしようがないというかなんというか。
「冷たい暗黒物質」と呼ばれるWIMP(うぃんぷ)を探す実験は古巣の研究室でも進められてたんで、興味津々ですがいかんせん素粒子の世界は難しいですハイ。
KEK-PFの実験は順調に終了。
フィルムバッジ(放射線被曝量測定器具)を大学のものと、kEKのものと二種類着用するのはなぜだろう。KEK側で独自のガイドラインがあるんだろうか。
さて、先日ニュースをコピペした戸塚さんの本を買いました。
今日は朝からフェルミ衛星のガンマ線バースト監視当番だったんで(暇な時間が多い)、その合間に読み切りました。
戸塚教授の「科学入門」 E=mc2は美しい!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062150255
まあmc2が美しいかどうかは置いといて。
おそらく中高生向けに書かれたものみたいです。
原子核反応とE=mc2の話、
植物の「いい加減さ」の話、
光の量子的な振る舞いの話、
ニュートリノ観測の話、
自然の基本定数の話(プランク時間とか長さとか)、
KEK一般公開時の講演収録
といったないようでした。
物理な話は知ってる話だからいいとして、
植物の章が印象的でした。
物理の実験屋さんだから当然専門外なんだけど、
著者が木々を眺めて沢山の疑問を持ったこと、
それに対する研究があまりやられていなさそうなこと、
疑問を解決するためのアプローチの提案、
とまさに教科書どおりな研究への手順を見て、あー自然科学だなあと思いました。
言葉足らずで謎過ぎますね。
LHCにも一般講演で言及されていて、
陽子の衝突はLHCで十分だが、電子・陽電子衝突もやらないと質量の起源であるヒッグス粒子の理解は不十分だそう(ヒッグスとウィークボゾンZがでるそう)。この辺はどういうことなのかよく分かりませんでした。
物理の解説だけでなく、当時の研究者達のエピソードなども交えてあり、
そのあたりは楽しめました。
亡くなった後PCから発掘されたという章はやはり書きかけということもあるのか、分量も少なめでやや寂しいものがありました。
フィルムバッジ(放射線被曝量測定器具)を大学のものと、kEKのものと二種類着用するのはなぜだろう。KEK側で独自のガイドラインがあるんだろうか。
さて、先日ニュースをコピペした戸塚さんの本を買いました。
今日は朝からフェルミ衛星のガンマ線バースト監視当番だったんで(暇な時間が多い)、その合間に読み切りました。
戸塚教授の「科学入門」 E=mc2は美しい!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062150255
まあmc2が美しいかどうかは置いといて。
おそらく中高生向けに書かれたものみたいです。
原子核反応とE=mc2の話、
植物の「いい加減さ」の話、
光の量子的な振る舞いの話、
ニュートリノ観測の話、
自然の基本定数の話(プランク時間とか長さとか)、
KEK一般公開時の講演収録
といったないようでした。
物理な話は知ってる話だからいいとして、
植物の章が印象的でした。
物理の実験屋さんだから当然専門外なんだけど、
著者が木々を眺めて沢山の疑問を持ったこと、
それに対する研究があまりやられていなさそうなこと、
疑問を解決するためのアプローチの提案、
とまさに教科書どおりな研究への手順を見て、あー自然科学だなあと思いました。
言葉足らずで謎過ぎますね。
LHCにも一般講演で言及されていて、
陽子の衝突はLHCで十分だが、電子・陽電子衝突もやらないと質量の起源であるヒッグス粒子の理解は不十分だそう(ヒッグスとウィークボゾンZがでるそう)。この辺はどういうことなのかよく分かりませんでした。
物理の解説だけでなく、当時の研究者達のエピソードなども交えてあり、
そのあたりは楽しめました。
亡くなった後PCから発掘されたという章はやはり書きかけということもあるのか、分量も少なめでやや寂しいものがありました。