シリウス

2006年11月24日 サイエンス
ほんまに全天で一番明るい恒星だとしみじみとおもいました。
アケルナルが暗く感じるくらいにギラギラしてる

懐かしい

2006年11月23日 サイエンス
とある実験のため、
必要なロジックを考え、
暗闇の中配線を直し、
プログラムを書き換え、
ソフト・ハードともに動作確認をして、
測定する。

楽しいなあ。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200611210328.html

えっ、レーザーの補償光学って実用化されてなかったんだっけ?
あまりにも無知?

とある実験では数km離れたところからレーザーを打って大気透過率をモニターしてるのはあるけど、少し違うしなあ。
シクロアワオドリンという化合物があるそうですよ。

http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/name/name2.html
(一番下)

できるかな

2006年10月11日 サイエンス
D論がそろそろちらつき始めて、やばいんですよ。

たすけてのっぽさん

核実験

2006年10月11日 サイエンス
晩飯のときにボスに何気なく神岡(カミオカンデ)で受からないすかねーみたいなことを聞いたら、

強い相互作用の反応だからニュートリノが短時間にでないよ、ベータ崩壊が一瞬にバーストするとも思えない、みたいなことを即答されて、

あまりに自分が考えずに発言したことにこっそりへこんだ。

前に神岡に見学に行ったときに、SK(スーパーカミオカンデ)だかカムランドだかの人が、当時原子力発電所が数ヶ月止まったときに、原子炉からのニュートリノ数の減少が見えたと聞いたのでそこから連想したんだけど、時間と統計量が違うなあ。
物理学会で奈良女まで行ってきました。
地下鉄で奈良直通があって便利。

午前のセッションをざっと聞いていろいろ思いつつ、
午後は宇宙線加速のシンポジウムに出席。
SNRでkneeまではなかなか厳しいみたい。
じゃあ他にどんな加速源があるんだろうー
内山・馬場・山崎さんの年は豊作だなあと思いました。

夜は適当なとこで飲み会。
某T大M研関係者と恒例の騒ぎ
トマトジュースが合計20杯くらいのみました。
約2名が

しかし勘定が9人で3万円はありえないだろ。
レシートどうみても短いし。
伝票1枚なくしたのかな。
ゴチ

明日はニセ科学の電波な講演を聞いてきます。

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3度寝して行けなかった・・・ありえねえ
国際化学オリンピックで金メダル取った高校生が特別寄稿してました

この子
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/imamura.html

多分そのうちここに本文が
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/

オリンピックのための勉強に日本化学会がサポートしているのが驚きました。どうも国内予選で通ったら面倒見てくれるみたい。詳細は知りません。

メールで質問とかやってたようですが構造式とかどうやってたんだろうとどうでもいいことが気になりつつ。「反応機構を書く事や分子軌道の構造を考えることで、複雑な化合物同士の反応を説明できたりするのに驚きました。」って気持ちわかるなあ。こういう背景にある基本的な仕組み分かったときって面白いんだよね。ちなみに分子軌道は電子軌道の間違い?

オリンピックには実験試験もあって、そのための合宿が組まれたりしてたようで。楽しそうやなあ。

化学は一番好きな科目だったので、高校のときに知ってればなあとやや残念。
08月24日付 朝日新聞の報道「冥王星外し、惑星数8に 国際天文学連合が新定義」へのコメント:

科学的な観点からは至って自然な結論に落ち着いたようです。やっぱ学者の投票だから当然だろうね。ウチの大ボスも会議に主席してるくらいだから、多分投票権を持ってるので何らかの一票を投じたはずだけど。

冥王星に固執していたのは、アメリカが主だったと聞く。アメリカ人が発見した唯一の惑星だ(った)とか。うーん、なんだか変なプライド持ってるんだなあ。(追記:どうも眉唾の噂くさい。めがっさ釣られた)(さらに追記:ソースはこれか?
http://blogs.nature.com/news/blog/2006/08/iau_anyone_seen_an_upset_ameri.html

世間一般的にはどうなんだろう。セーラープルートネタは良いとして、今まで長年あったものが無くなるのは抵抗ある人も居るかも知らんけど、生活に直結してるわけでもなんでもないので(占星術師とかはしらんが)あっさり受け入れられるんだろう。

まあ、天体が消えたわけじゃないしね。

--

I think the conclution is quite natural form the view of science; it was decided by scientists’ votes. Our greater boss was one of the participant so he must have voted too.

I heard Americans insisted on the Plute, which was found by an American astronomer. It sounds me a strange pride.

How about public people? Leaving aside Sailor-Plute stories, some may resist against the loss of the object having been existing for a long time but it is far from daily lives (I don’t care about prophets or something) so they will accept easily.

It’s true the Plute does not disappear.
口に石鹸の泡が入ったので、シャワーで口をすすぎながら考えてたこと:

こうやっていくらすすいでも、分子レベルでみれば石鹸分子は大量に口の中に入って経口摂取することになるが、希釈させればなぜか人は安心してしまう。

学部のときにやった化学実験でも、とある廃液は市の基準濃度よりも希薄すれば流してよいことに対して違和感を感じたものだ。物質量的には何も変わってないというのに。

でも化学反応を支配しているのは濃度であることを思い出すとまあ、いいのかも。反応速度Vは反応物質の濃度に比例するのは高校化学で習うことだが、そういえば比例定数kはアレニウスの式Aexp(-E/kT)で与えられるのを予備校では教えられたなあ。あーこれってマックスウェル分布から来てるのかな。活性化エネルギーを超えるエネルギーを持った分子の割合的な?

で、思考は戻って、潔癖症の人って結局ミクロに見ればきれいでもなんでもないのに、キレイだと思い込める状況を作るだけで満足してるんだよな。いくら石鹸で手をあらっても石鹸分子はいくらでも手に残ってるんじゃないかな。そう考えると人間の認知のしくみなんて非常にいい加減だと思った。

--ここまで

人間の認知については日ごろ思ってることがひとつあって。
ゴミに対する認識が面白い。

人はゴミが自分の手から離れると瞬時にして驚くほどそのゴミに対して興味を失う。ポイ捨てができるのもその意識の影響が大きいだろう。ポイ捨てしなくてもゴミ箱に捨てたものの行き先なんて普通考えない。

また、店で棚にのっていると商品として見るが、床に落ちているだけでゴミ認識する人も多いのでは。ノート的な何かが落ちてて足跡がいっぱい付いてたのを見たことがあるが、そのときは非常に驚いた。

--

This is what I thought during washing out my mouth with bubbles of soap inside :

However one washes out his mouth hard, in a microscopic view huge amount of molecules can’t be removed so he couldn’t help drinking them but in fact if they are diluted enough, everyone would feel relieved.

In the case of chemical expeliment I did in the undergraduate days, a certain used testing material can be discarded normally after diluted enough under the standard the government decided; I felt very strange. The total amount of the material was not reduced at all.

But it may be okay, remembering what dominates velocities of chemical reaction is densities. High school chemistry taught me a reaction velocity is proportional to the densities of reacting materials, now I can remember at the cramming school we studied the constant of reaction velocity k is described A*exp(-E/kT), the formula of Arrenius. Now I realized this formula is derived from Maxwell distribution, indicating a ratio of molecules having higher energy than an activated energy of a reaction. Is that right?

Now return to the previous story, those who have an obsessive passion for cleanliness are satisfied easily when they can feel cleanliness, though it is actually far from cleanliness in a microscopic view. However they wash thier hand with soap harder and harder, lots of molecules of soap are staying on their hand. Then I realized human recognition is so ambiguous.

-- up to here

I’m interested in one thing about human recogonition; that of trash.

One can loose interests of trashes immediately once the trashes leave him. I think this might be why one can litter garbages in the street or so. Even those who don’t litter anything seldom think about where the trashes they put in the trashboxes go.

Another example. When commercial products are placed on the shelves, everybody regard them as they are. In case unfortunately they might drop on the floor, people would see them as not products but rabbish. Actually I was surprised when I saw a notebook or something was laying on the floor, having been stepped on by many people.
悩んだ・・・
早速「天文の計算教室」の2章、「天球」。
天の赤道や黄道、春分点秋分点などの説明がありつつ。

左の図に極めて似た絵が載っていて、「夕方、三日月が図のように見えるのはいつ頃か、その理由も示せ」という練習問題がありました。

これが結構ハマってしまいまして。西の空に見えるとかはどうでもよくて、月の傾きで季節が分かるとは!

解答が載ってないので以下自己レポですが
月のとがった先っちょのところは直径と円周の交点で、ほぼ地平線と平行になっていることから、黄道が地平面と垂直に交わっていると考えられる。で太陽の位置は地平面のすぐ下。この2条件が成立するときを考えればよい。

黄道面は天の赤道と春分・秋分点で交わるが、天の赤道面は観測地点を固定すれば動かないが(対称軸が地球の自転軸と一致するため)、黄道面は2点が天の赤道上に固定されていてかつ対称軸が自転軸とずれてるから、時間と共に観測者からはぶれて動く。

で、垂直に近い角度で西の地平面と交わるのは夏至か?

ほんまにあってんのかな。
まじめに算数してみるか
天文の計算教室
ISBN:4805206020 単行本(ソフトカバー) 斉田 博 地人書館 1998/09 ¥1,890

天球の座標変換の資料が手元に欲しくて購入したんだけど、
前から読んでいくと結構面白い例題がありそう。

第1章は地球。


観測者の目の高さが地表からhとする時、その人は目からどれくらいの距離に地平線を見ることになるか


h=1.5mとすると、たった4.37km+大気の屈折でせいぜい4.6kmだそうですよ。たったの。

薄明は太陽の位置が地平線下18度が境界らしい。


北極圏内にある地点では、冬になると太陽が顔を見せなくなり、夜ばかりが続くことになるが、何日間続くだろうか

など、定量的に考えたことのなかったような問題があって興味深い。

以下続く かもしれない。
ざっと拾い読みしたけど、馬鹿馬鹿しい内容が多いのと、
男側に考えを変えろという姿勢がどうにも肌に合わん。
女の子はこうだから男はこうしましょうねばっかりだし。
なんか全部が具体例を提示するスタンスも疲れる。

つーかここに出てくるような女の子は見たことないな。
ええ、知り合いは狭いですが。
男もDQNが多いなしかし。12話とかヒドイ

で、適当にググってると
http://marineko.moo.jp/rikei.htm
が引っかかった。
まりねこ文芸館って昔見たことあるんだよな。なんでだったか。

「どんなに泣こうが喚こうが1メートルは1メートル」は基礎物理をかじった人間なら言わないだろうなあ。長さなんて光速度と時間で定義されるんだから、観測する系が変われば時間の長さが変わってしまって長さも変わるのに!

とか言ってるのが理系ですかそうですか。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006062911.html

松本和子教授をめぐっては、論文のデータを捏造(ねつぞう)していた疑惑が浮上し、日本化学会が調査に乗り出すことになった。捏造データをもとにした論文に関連した研究に、国が支給した研究費は総額8億円を超えるとみられる。同学会は捏造疑惑を審理する委員会を近く設置する方向だ。

 関係者などによると、捏造疑惑が持たれているのは、松本氏が中国人研究者ら計4人と共同で行った研究を記した論文。2001年に米化学誌「Analytical Chemistry」に掲載された。

 金属元素テルビウムを含む「テルビウム錯体」と呼ばれる化合物を合成し、高感度の試薬として生体分析などに使うというもの。だが、試薬の感度が論文の中で示された値を大きく下回るデータが別の研究者によって出たことなどで、データ捏造の疑惑が指摘されていた。早大側もすでに調査を始めているという。

 松本教授が獲得した巨額の研究費の多くは、この論文に関する研究という。


ことの経緯は詳しく知らないんだけど、何をもって捏造と判定されたのかなあと純粋に疑問が。

間違った結果を発表することってあると思うんだけど、その後に間違いを認めるような発表があれば受け入れられるのが慣習だと思っていたが。。。

天文業界でかつてあった実話で、間違いを認めて間違った結果が出された経緯を発表したら会場中が拍手で受け入れた、ということがあったらしい。

間違った答えを出す=捏造は安易だなあと思いましたとさ。
意図のあるなしはどのように客観的に評価するんだろう。

on TV

2006年6月20日 サイエンス
柳沢のクリアの件とかはもういいです。
世界レベルのその他の試合を楽しみます。

で、スカパーのサイエンスチャンネルで
「未知への旅立ち −宇宙線天文学の世界− 」
というのがあって以前取材があったようですが、
それがウェブ上で見られるようになってました。

http://sc-smn.jst.go.jp/byyyymm/meta/mC044301-001.ram

知ってる人、見たことのある映像などがどんどこ出て楽しめました。うちらの望遠鏡は鏡の洗浄前だったんで汚れてるね…

これの視聴者層ってどういう人たちなんだろう。
文字だと噛まないからいいな(謎
千歳の誕生日 その2
ケーキがもう一つ。

ケーキ屋の人も1000才と書くのは最初で最後でしょうね。

某OGの方の粋な計らいでした。
ごちそうさまでした。
1000歳の誕生日
新聞等でも記事になってるようですが、
藤原定家が明月記に残した超新星SN1006の残骸が1000歳の誕生日を迎えました。

現在でも秒速約2000km程度で膨張し続けていて、宇宙線加速起源候補として重要な存在意義があるわけですが、そんなことはさておき千年の誕生日パーティというか千回忌がひっそりとありました。

来年はSN1987Aの成人式です。
女子フィギュア、荒川静香の演技はよかったですね。
といっても実際に見たのは生協でやってたNHK夜のニュースでですが。。。

しかし安藤美姫の化粧はちょっと、、、

あと、スルツカヤが大股開きでこけてる写真が大手ニュースサイトで垂れ流されてるのもどうかと思いましたが。

と、トリノで隠れてますが、つい先日赤外線天体観測衛星ASTRO-Fが打ちあがりましたね。このところ日本のロケット打ち上げが立て続けに成功しているのはうれしい限りです。そのすこし前に上がった「だいち」のステレオ視で再構成された富士山の絵とかもニュースになってましたね。これから出てくる結果が楽しみです。

そんな折に衛星打ち上げに大きく関わっているという(この日初めて存在をしったのですが)NEC航空宇宙システムの方が非公式にうちの研究室に来られて軽い会社説明会的なものが行われたので話を聞きました。

昨年末くらいに大騒ぎ(?)だった小惑星探査機「はやぶさ」を初め、これまで日本で打ち上げられた衛星の2/3ほどに関わってきたそうで、主にソフト面を担当しているのだとか。系列の別の会社がハード面担当で分業的だけれどお互い出向しあったりしているそうで。大半が三菱製だと思ってたので実際は逆なのがおどろき。

半分が「はやぶさ」の宣伝で、むしろそっちをもっと聞きたかった感じですが、やってることなどいろいろ説明がありました。うちは実際に「すざく」の運用をしてる人がいたり気球実験に向けて準備している人たちがいるんで、だいたいよく聞く話的なことをやってそうなかんじでした。また宇宙だけでなく航空や防衛分野も手がけているらしい。

最近になってここでは博士卒も公平に採用のふるいにかけられるようになったらしい。

うちの大先生も出席していて、
「博士の学生の潜在能力をもっと企業の人は評価して欲しい。実験屋で博士までやりきった人間は応用力が違うんだ」
的な発言が一番印象的でした。
論文を書くチャンスは公平には与えられないんだよなあ。
分野の選択、タイミング、それらがそろって初めて個人の実力差が反映する気がするなあ。

とくにウチだと国際学会のproceedingsも査読がないもんだから、「refereed jornalへの投稿」という博士号取得の必要条件に閾値が高いものになっているのは辛いなあ。

とか愚痴ってるのはできない人ですかそうですか
http://www.atatan.com/a/ring/ring-j.html

そういえば回路パーツ組み合わせたアクセサリがあったなあ。

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