http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060403i506.htm

文部科学省は、限定的に認めていた科学研究費補助金(科研費)の翌年度への繰り越しの条件を大幅に緩和することを決めた。

 無駄遣いや不正使用を誘発する硬直的な制度運用を改善し、研究の進行状況に合わせた柔軟な資金配分を進めるのが狙い。今年度分の繰り越しから適用する。

 年間交付額は数十万円〜3億円で、交付期間は1年から6年まであるが、複数年にまたがる研究でも国の単年度会計に合わせて、余った資金は年度末に返還するのが原則だった。このため年度末に不要な物品を購入する予算消化や業者に「預け金」の形でプールするなどの不正経理が横行していた。


なんでもっと早く対応できなかったんだろう?
毎年1個1円のクリップで調整するなんて無駄以外何者でもないことは自明のはずなのに。

繰越だけでなく先取りもできると柔軟性がさらに増すだろうなあ。

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