痛い親

2006年8月8日 時事ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060808-00000207-yom-soci

「他の組より厳しすぎ」、“抗議”で「通知表」再評価

 和歌山県紀の川市立名手小学校が、2年生1クラス(23人)の1学期の通知表について、「評価が厳しすぎる」との保護者の指摘を受けて評価し直して配ったところ、一部の保護者から「子どもが不信感を抱く」などと受け取りを拒否されていることがわかった。

 北田勝博校長は、「今後は事前に教師間で決めた評価基準を徹底させ、評価後のチェックも怠らないようにする」と話している。

 同小によると、2年生は2クラスあり、通知表は担任が、国語や算数など計6教科を30項目に分けて、A〜Cの3段階で絶対評価をつける。50歳代の女性教諭が担任するこのクラスでは、最高評価のAが1人平均3・6個だった。


いやー、こんな親いるんだ。
先生も直すなよ。
ほかのクラスって1つだけかよ!
と初見で思いましたがあまりにも突っ込みどころが満載・・・

評価が低すぎる、は何を持って判断したのか?
もしかして「自分の子供がこれくらい優秀なはず」とかの思い込みだったら痛すぎる。小学校のテストは業者作成の同じものだろうから、隣のクラスの子供と点数がコンパラなのに評価が違ったとか?

3段階評価で30項目あって、Aの平均個数が3.6個は確かに少ないかも。Cの平均個数も知りたいところか。23人*30=690サンプル中、Aの個数が3.6*23=82.8個だから3.6+/-0.4ってとこですか。Bを平均としたガウシアンならAは1σ以上離れてることになるなあ。

しかし親もここまで小学校2年の1学期分の成績に必死になるものなのか?成績が上方修正されることによって何が得られるんだろう。納得のいかない成績をつけられることなんて誰にもあることだろう。うちの小学校は相対評価だったのでA評価人数の割合が最初から決まってたので、そういうことは僕だけじゃなくあったことだろう。で、今回は絶対評価なんでしょ。thresholdが少し高かったにせよ、その先生の評価ではAじゃなかったってことが分かるのでいいじゃないか。「次はもっとがんばろう」くらい子供に言ってやればいいだけでしょ。親ならそれくらい分かれと。文句なく
A評価もらえるように努力させればいい。

先生も先生で、苦情が出たからと安易に成績修正したらあかんやろう。受け取り拒否した保護者の気持ちは分からんでもないけど「先生間違えはった」くらいで子供のフォローはできないものなのか。不信感抱くってどうなんですかね。

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