7月にメキシコに渡航した際、ヒューストン-メリダ間でアメリカ当局による荷物検査によってスーツケースの鍵が破壊されました。
帰国後旅行保険を使って修理費を出してもらおうと手続きを進めると、全額支払えない旨を宣告されました。
問題点を整理すると以下のとおり。
*** 背景 ***
- 携行品の補償額は1点当たり最大10万円のプランに加入していた。
- 破損したスーツケースは高校時代に親から買ってもらったものの。
- 保険支給額は被害にあった携行品の時価相当額と修理費の低いほうを支払う、と契約書に記載されている
- スーツケースの耐用年数は10年として購入日より1年経過するごとに減価償却として10%時価額が下がる。このシステムについて契約書には記載がない
***時系列の流れ***
- 被害後はじめに電話で問い合わせた際に、「保険金で修理代がでますよ、必要書類をまとめ送ってください」とだけ説明を受けた。
- スーツケースを修理に出したところ実際の破損は鍵だけでなくフレーム全体の取替えを必要とするほどで、修理見積もりが49,000円程度であった。
- 「修理代が出る」という電話情報を鵜呑みにして修理にgoサインを出してしまったあとに減価償却ルールを伝えられた。
- そのルールに基づいて39,000円しか支払えない、という通達
くらいか。
もっと慎重に動けばもうすこしスムーズにことが運べたのは確かなんですが…
保険会社の言い分としては、客がどのような携行品損害を起こすかは予想しきれないのでいちいち細かく記載していない、とのこと。はい、ごもっとも。
しかしこのルールだと買いたてホヤホヤでないものを持っていって破損しても全額補償されない、ということ。旅行保険に対して激しく失望しました。ドラゴン桜の台詞じゃないけど、よく調べないバカから搾取してる構図やなあ。電話で話したときに「古いもの持って旅行に行くなということですね」と言ったらお姉さんが「そうなりますね…」と答えてた。「これ自分の立場だったらどう思いますか」とか聞いてみたけど、その時はあきらめるんだそうだ。そうなんですか。
しかしそのルールがあらかじめ提示されていないこと、契約書に書かれていないことなどの理由から、
査定額の客観性と、「評価ルールを契約者にあらかじめ一切提示せずに自社内で勝手にやります」という社内ルール文書を提示してもらうように保険会社にお願いしました。
ここで担当者が入れ替わった。
少し上の人にでもなったのかも。
その返事によると、
原価償却ルールはこの会社では法定耐用年数を用いて定義しているらしい。だったら契約書にそう書けばいいのに。メール本文としてこの情報はもらいましたが、このルールが全体に適用されている証拠とは言えないよなあ。社内文書は外に出せないってことかねえ。
そんでもって初めにこのルール説明を行わなかった保険会社側のミスだということで全額支払ってもらえることになりました。
結局こちらの要求はスルーなわけですが。
----
他の大手保険会社に問い合わせてみたら、物品によって状況は異なるが、スーツケースなら会社が引き取って提携修理会社に投げて費用は保険会社負担、修理品が手元に戻ってくるというシステムだそう。そっちの方が得じゃないか。
帰国後旅行保険を使って修理費を出してもらおうと手続きを進めると、全額支払えない旨を宣告されました。
問題点を整理すると以下のとおり。
*** 背景 ***
- 携行品の補償額は1点当たり最大10万円のプランに加入していた。
- 破損したスーツケースは高校時代に親から買ってもらったものの。
- 保険支給額は被害にあった携行品の時価相当額と修理費の低いほうを支払う、と契約書に記載されている
- スーツケースの耐用年数は10年として購入日より1年経過するごとに減価償却として10%時価額が下がる。このシステムについて契約書には記載がない
***時系列の流れ***
- 被害後はじめに電話で問い合わせた際に、「保険金で修理代がでますよ、必要書類をまとめ送ってください」とだけ説明を受けた。
- スーツケースを修理に出したところ実際の破損は鍵だけでなくフレーム全体の取替えを必要とするほどで、修理見積もりが49,000円程度であった。
- 「修理代が出る」という電話情報を鵜呑みにして修理にgoサインを出してしまったあとに減価償却ルールを伝えられた。
- そのルールに基づいて39,000円しか支払えない、という通達
くらいか。
もっと慎重に動けばもうすこしスムーズにことが運べたのは確かなんですが…
保険会社の言い分としては、客がどのような携行品損害を起こすかは予想しきれないのでいちいち細かく記載していない、とのこと。はい、ごもっとも。
しかしこのルールだと買いたてホヤホヤでないものを持っていって破損しても全額補償されない、ということ。旅行保険に対して激しく失望しました。ドラゴン桜の台詞じゃないけど、よく調べないバカから搾取してる構図やなあ。電話で話したときに「古いもの持って旅行に行くなということですね」と言ったらお姉さんが「そうなりますね…」と答えてた。「これ自分の立場だったらどう思いますか」とか聞いてみたけど、その時はあきらめるんだそうだ。そうなんですか。
しかしそのルールがあらかじめ提示されていないこと、契約書に書かれていないことなどの理由から、
査定額の客観性と、「評価ルールを契約者にあらかじめ一切提示せずに自社内で勝手にやります」という社内ルール文書を提示してもらうように保険会社にお願いしました。
ここで担当者が入れ替わった。
少し上の人にでもなったのかも。
その返事によると、
原価償却ルールはこの会社では法定耐用年数を用いて定義しているらしい。だったら契約書にそう書けばいいのに。メール本文としてこの情報はもらいましたが、このルールが全体に適用されている証拠とは言えないよなあ。社内文書は外に出せないってことかねえ。
そんでもって初めにこのルール説明を行わなかった保険会社側のミスだということで全額支払ってもらえることになりました。
結局こちらの要求はスルーなわけですが。
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他の大手保険会社に問い合わせてみたら、物品によって状況は異なるが、スーツケースなら会社が引き取って提携修理会社に投げて費用は保険会社負担、修理品が手元に戻ってくるというシステムだそう。そっちの方が得じゃないか。
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