電磁波と人体への影響
2008年2月10日 サイエンスひきつづき、アルファジーニアスのQ&A、最後のやつ。
日本語訳のドキュメントはおそらくこれ。
http://www.niph.go.jp/soshiki/seikatsu/seiri/html/WHO/No263.pdf
この文書は
http://www.niph.go.jp/soshiki/seikatsu/seiri/html/WHO/No205.pdf
を補足する位置付けらしい。
ここでは超低周波の電磁波(300Hz以下と定義)の発がん性リスクの評価がメインのようだ。
なんだか似たような内容が繰り返しかかれてる気がしますが・・・
No263を読むと、「小児白血病確率が増えることを示唆するが、その原因が磁界に曝されたせいかどうかは不確実性が残る」、としています。つまり、電磁波でなくて磁場の話です。また、「居住環境において平均で0.3或は0.4μTを超える磁界に曝露されるのも稀なことです」ともあります。あれ?でもこれって地球磁場より弱いんじゃ・・・
しかしながら、建物の立地条件などに規制やガイドラインを設けている国はいくつかあるみたいです。日本は皆無。もう少し日本でもまじめに考えた方がいいのかもしれません。国会で取り上げられたことはあるみたいですけど。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a156106.htm
その他の癌への影響を支持するの科学的裏づけは今のところ全くないようで、白とも黒ともついてないみたいですな。長期的な影響を追いかけて原因を一意に特定するのは難しいだろうなあ。しかし超低周波て、波長は100kmより長いんだから人体とは相互作用しないと思うんですけど。
同じくNo263で発がん性度を「発がん性あり」「おそらくあり(probably)」「あるかも(possibly)」の三つに分類していた。代表例は「アスベスト、たばこ、ガンマ線」「紫外線、ホルムアルデヒド」「コーヒー、ガソリン排気ガス、超低周波電磁場」だそうです。家電の電磁波を気にする人はコーヒーも控えた方が良いみたいです。
まるでテスラが電磁波の強度の単位のように書かれてますが・・・
小児がんで問題になったのは磁場であり、電磁波ではないですね。WHOの文書も電磁界と磁界が入り乱れてややこしい気がする。
まあ磁場の強さは距離が遠くなると減衰するので、電子レンジ稼働中は少し離れた方がいいのかもしれないですね。
結局アルファジーニアスシリーズは何の役にも立たないことには変わりなんですけど。
WHOが「家電の電磁波による健康被害」対策を勧告しています。
日本語訳のドキュメントはおそらくこれ。
http://www.niph.go.jp/soshiki/seikatsu/seiri/html/WHO/No263.pdf
この文書は
http://www.niph.go.jp/soshiki/seikatsu/seiri/html/WHO/No205.pdf
を補足する位置付けらしい。
ここでは超低周波の電磁波(300Hz以下と定義)の発がん性リスクの評価がメインのようだ。
電子レンジやヘアドライヤーなどの家電製品が出す超低周波電磁波の人体影響について、世界保健機関(WHO)が「小児白血病発症との関連が否定できない」として、各国に対策法の整備など予防的な措置を取るよう求める勧告を盛り込んだ「環境保健基準」をまとめました。これは、電磁波の長期的な健康影響について、初の国際指針です。
今回WHOは、「常時平均0.3〜0.4マイクロテスラ(テスラは磁界や磁石の強さを表す単位)以上の電磁波にさらされていると、小児白血病の発症率が2倍になる。」との研究結果を支持し、「電磁波と健康被害の関連は否定できず、予防的な対策が必要だ」との結論を出しました。
なんだか似たような内容が繰り返しかかれてる気がしますが・・・
No263を読むと、「小児白血病確率が増えることを示唆するが、その原因が磁界に曝されたせいかどうかは不確実性が残る」、としています。つまり、電磁波でなくて磁場の話です。また、「居住環境において平均で0.3或は0.4μTを超える磁界に曝露されるのも稀なことです」ともあります。あれ?でもこれって地球磁場より弱いんじゃ・・・
しかしながら、建物の立地条件などに規制やガイドラインを設けている国はいくつかあるみたいです。日本は皆無。もう少し日本でもまじめに考えた方がいいのかもしれません。国会で取り上げられたことはあるみたいですけど。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a156106.htm
その他の癌への影響を支持するの科学的裏づけは今のところ全くないようで、白とも黒ともついてないみたいですな。長期的な影響を追いかけて原因を一意に特定するのは難しいだろうなあ。しかし超低周波て、波長は100kmより長いんだから人体とは相互作用しないと思うんですけど。
同じくNo263で発がん性度を「発がん性あり」「おそらくあり(probably)」「あるかも(possibly)」の三つに分類していた。代表例は「アスベスト、たばこ、ガンマ線」「紫外線、ホルムアルデヒド」「コーヒー、ガソリン排気ガス、超低周波電磁場」だそうです。家電の電磁波を気にする人はコーヒーも控えた方が良いみたいです。
家庭で通常使用する電化製品の中でも特に電磁波が強いのは、ヘアドライヤーや電気かみそり、掃除機、電子レンジなどです。それらの家電製品がいったいどれほどの電磁波を出しているのかと言うと、たとえば電子レンジなら、30cmの距離のところで4〜8マイクロテスラもの電磁波を放出しています。毎日の生活に欠かせない家電製品だからこそ、その電磁波の影響を考えないわけにはいかないですね。
まるでテスラが電磁波の強度の単位のように書かれてますが・・・
小児がんで問題になったのは磁場であり、電磁波ではないですね。WHOの文書も電磁界と磁界が入り乱れてややこしい気がする。
まあ磁場の強さは距離が遠くなると減衰するので、電子レンジ稼働中は少し離れた方がいいのかもしれないですね。
結局アルファジーニアスシリーズは何の役にも立たないことには変わりなんですけど。
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