ふと思い出したので書き留める。
嫁家では、風呂上りに風呂の扉を開けるのだそう。浴室内の結露を減らすことによるカビ対策だというのだけれども、やはり納得できないのだ。風呂場のカビは確かに強敵で、避けられるものなら避けたい。ごもっとも。しかし、風呂の扉を開けることによるデメリットの方が多いと私は考えているのである。
一点目。風呂の扉を開け放つことにより、浴室の水蒸気は脱衣場に拡散する。この際、外気温による冷却と断熱膨張による冷却が効いて急速に結露する。洗面所の鏡を曇らせる程度ならかわいいものだが、洗濯機や壁などあらゆる箇所が濡れることになる。うちなんて脱衣所にタオルをストックしてるからあっさり湿気を吸ってしまうのだ。
こいつは防カビという面から見ても被害を拡大しているとしか思えず、洗濯機裏、壁紙と壁の隙間のような手の届きにくい箇所にカビ発生のリスクを増やしているといってよいだろう。壁紙は傷み、コンセントの奥まで水が入り込む可能性は否定できない。
2点目、浴室内の水蒸気圧低下による風呂の湯が冷め易くなる点。
高校化学の話になるが、水は自分の上に一定圧力の水蒸気がいると蒸発できない。雨の日に洗濯物が乾きにくいのと同じ話だ。逆に、水蒸気のいない状態では水はその温度に応じて最大速度で蒸発する。これは扉を開け放たれて水蒸気が出払った風呂場に当てはまる。そして水は蒸発するときに大きな熱を奪うため、次に入った人が風呂のふたを開けた後に圧倒的に冷めやすくなる。夏場なら少々ぬるい湯でも問題ないが、冬場はつい追い炊きをするので完全に反エコである。
と反論してみたものの、良い解決案がこれといってない。風呂掃除を頑張りますくらいしかいえないものなんだろうか。もうすこし風呂の換気扇が強力だったらいいのかもしれないが。
嫁家では、風呂上りに風呂の扉を開けるのだそう。浴室内の結露を減らすことによるカビ対策だというのだけれども、やはり納得できないのだ。風呂場のカビは確かに強敵で、避けられるものなら避けたい。ごもっとも。しかし、風呂の扉を開けることによるデメリットの方が多いと私は考えているのである。
一点目。風呂の扉を開け放つことにより、浴室の水蒸気は脱衣場に拡散する。この際、外気温による冷却と断熱膨張による冷却が効いて急速に結露する。洗面所の鏡を曇らせる程度ならかわいいものだが、洗濯機や壁などあらゆる箇所が濡れることになる。うちなんて脱衣所にタオルをストックしてるからあっさり湿気を吸ってしまうのだ。
こいつは防カビという面から見ても被害を拡大しているとしか思えず、洗濯機裏、壁紙と壁の隙間のような手の届きにくい箇所にカビ発生のリスクを増やしているといってよいだろう。壁紙は傷み、コンセントの奥まで水が入り込む可能性は否定できない。
2点目、浴室内の水蒸気圧低下による風呂の湯が冷め易くなる点。
高校化学の話になるが、水は自分の上に一定圧力の水蒸気がいると蒸発できない。雨の日に洗濯物が乾きにくいのと同じ話だ。逆に、水蒸気のいない状態では水はその温度に応じて最大速度で蒸発する。これは扉を開け放たれて水蒸気が出払った風呂場に当てはまる。そして水は蒸発するときに大きな熱を奪うため、次に入った人が風呂のふたを開けた後に圧倒的に冷めやすくなる。夏場なら少々ぬるい湯でも問題ないが、冬場はつい追い炊きをするので完全に反エコである。
と反論してみたものの、良い解決案がこれといってない。風呂掃除を頑張りますくらいしかいえないものなんだろうか。もうすこし風呂の換気扇が強力だったらいいのかもしれないが。
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