占拠

2009年8月31日 時事ニュース
おっと間違えた、選挙か。

郵政のときと逆転した非常にわかりやすい構図で単純な結果でした。いろんな当選者が言ってましたが民主の支持ではなく自民へのダメ出しであるならば、次の選挙が本番なんでしょう。ネトウヨがマイノリティであることも露呈した感じがします。c世代別支持政党で20台で自民率が他の世代より高めに出ていたのはその成分だと思いますが、それでも数は少ないんでしょうね。

しかし各地でいわゆる大物が、民主の新人/若手にぽこぽこ負けていくのには驚きでした。追い風に任せて若手に実績を付けるにはもってこいだったでしょうね。

「個人的に支持したいが自民党だから支持できない(意訳)」という人がいたらしいけど(ソースはTV)、まったくもって理解できません。小選挙区ではその人にいれて、比例で別の党に入れればいいのに。てかそのための並立選挙だと思ってたんですけど違うんでしょうか。

政党というスタイルが昔からどうも好きになれません。考えを同じくする人が集まればそれは物事は効率的に進むのは理解できるけれども、同じ政党内でも意見が異なるケースなんて多々あるはず。そういった内部対立が表にでないように根回し・事前交渉するのが政治といえば政治なのかもしれませんが。国会議員の全ての行動において、政党に関係なく、法案ごとにその都度その都度議員の自由意志で連合・行動・決議投票をすればいいのにと思ってしまいます。最近では脳死の定義に関する決議がそれに近かった記憶がありますが。

マニフェストに書いてあることはやろうとするんだろうけど、書いてないことは何をやるのかが興味あります。例えば先日触れた科学技術政策だと、エネルギーや環境対策分野にはなんかすると民主のマニフェストには書いてあるんですが(項目番号45とか)、その他の分野はどういう方向なんだろう。

政治のプロが政治をする時代は終わった、なんてコメントをどっかでみたけど、プロをなめて見下すのはちょっと違うと思う。なんでもかんでもオープンにして、みんなで相談して決めましょう、ではダメな部分てあると思うんですよね。例えば国防とか。プロでないとケアできないこと、誰かが悪者になってでもやらないといけないことや裏方で終わる仕事ってあるはず。逆に政治のプロじゃない人にやってほしくないですよ。あー、これは新人議員反対、という意味ではないので誤解なきよう。
誰もが最初は新人です。

(旧来の)政治家みたいなエリート(場合によってはエリート(笑)か?)に対する負の感情はなくならないとは思うんだけれども、環境に恵まれていたというのを差し引いても、そこに至るまでにつぎこまれた本人の努力に対する一定の敬意は払われるべきだと思うんですがどうでしょうか。

何か話がずれてきた。まあとにかく、大臣やトップがコロコロ変わる情けない政府にだけはならないことを期待。マスコミも揚げ足を取らないことを期待。

#TBSだったけど、小泉Jrの当選インタビュー中に視聴者の投稿を字幕で流していて、「世襲反対」なメッセージばかりを重ねてたのには吹いた。さすがです。

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